待ちに待った、海外インターンシップ!
行き先は南ドイツのチュービンゲンです。
日本時間の朝10時から出発して、パリに15時半到着(パリ時刻で)。パリから19時出発でドイツの空港(シュツットガルド)には20時に着きました。そして、22時にアパートに到着。ドイツは日本よりも7時間遅れています。つまり、日本時間で深夜3時に着いたことになります。ぎょへ。
もう少し詳しくお話します。
出発日は緊張というか、寝過ごすのが怖かったので、2時間程度しか寝ていませんでした。フライト中に寝るつもりで…。
寝ぼけ眼をこすりながら、無事に中部国際空港に到着(ウチオさんに荷物持ってもらいました、せんきゅ)。私のお母様が山口県から見送りにきてくれました。すんません。けど、飛行機好きだから楽しそうだったのだ。よかった。
まずは、JALでチェックイン(チケットに書いてある便名はエールフランスとなっています。コードシェアしてるので、実際に乗ったのはJALの飛行機なんですね)。スーツケースにかなり荷物を詰め込んだので、制限重量20kgをオーバーしてないか、気になったのですが…ジャスト20kgでした!!やべーやべー。機内持ち込み用はウチオさんに借りたリュックサックとポシェット。
リュックにノートPCを詰め込んでいたので、肩がいたい…。出国までは残りの買い物をして、朝食食べて、ウチオさんとお母さんとお別れしました。少しさびしい。
出国審査やセキュリティーチェックもスムーズに終わり、次に両替をしましたが、レート高かったです…。1 euro = 150 yen!!最近上がってきてたけど、ついに150円とは…計算が楽だからいいけど…。夏は高いのかなあ?
ロビーで最後のメールチェックをして、出発しんこー!!私は乗り物酔いしやすいので(特に縦揺れが)、ちょっと心配していたのですが、酔い止めが聞いてたみたいで大丈夫でした。景色もよいし。サテライトになった気分。機内のビデオやらなんやらはすべて日本語(JALだし)。もちろん、フライトアテンダントも。なんて楽なんだ。機内食も日本食。
あと、右側の窓際の席に座りました。3つ席がつながっているのですが、誰もいないので、
お手洗いにも行きやすかったです。ついてるわ~。
到着までの時間は12時間。愛知県から鈍行で山口県まで帰るのといっしょだな。ってなわけで、寝不足だったのでとりあえず寝ました。
2時間寝て、起床。到着まであと10時間。
最初の機内食が出てきました。五目御飯と肉のあんかけ?がメインでした。悪くない。
しかし、眠いってなわけでまた寝ました。
1時間後起床。さすがに寝るのは惜しくなったので、映画を見ました。
見たのは、「V・フォー・ヴァンデッタ」というイギリス映画です。ただ、日本語吹き替え…内容は分かったけど少し残念。かっこいい映画でした。フィナーレが特に。1812が流れててかっこよかった。映画終わった後はまた寝て、パリのシャルルドゴール空港の地図を確認して、ベルリッツの英会話ゲームをして、ぽけぽけ過ごしていました。
そして、悲劇は起こりました…。
到着まであと40分。飛行機は着陸態勢に入りました。
すると、右耳に違和感が。あれか、気圧の変化でおかしくなったか?と思っていたのですが、徐々に痛みが増してきました。い、痛い。周りの人はあと少しでパリってことですごくはしゃいでいたのですが、なんだかその声が遠く聞こえる…。
私はとにかく早く着いてくれることを願いました。まさに地獄の40分間。
その後、飛行機は無事に到着。しかし私の右耳はまだおかしい。左耳は大丈夫なのに。
こんなことは初めてだったので、メディカルセンターへ行きました。もちろんドクターはフランス人です。ぎゃひ。無理だ。仕方ないので、JALの人にフランス語で症状を書いてもらって、ドクターに症状を伝えました。ドクターは英語もできるみたいなので、私も英語でがんばった(つもり)。
どうも軽く航空性中耳炎にかかったみたいです。そういえば、私の右耳は昔に中耳炎にかかって以来、耳かきしてると痛い時があります。しかも、鼻風邪ひいてたし←風邪の時はなりやすいらしい。自然に治るかどうか聞いたら、1週間ぐらいでなんとかなるそうです。ほっ。
ん?でもこれからドイツ行きのフライトですが…大丈夫かいな。ドクターいわく、OKだけど、薬をフライト中にもつけといた方がよいだそうです(鼻の中に直接吹きかけるやつ…ひーはずい)。薬は全部で35 euro。診察代は20 euro。約7000円です。た、高い!高いから買いたくないって失礼なこと言ったりしたけど、結局購入しました。空港の薬屋さんで。またまた、JALの人にお店までついてきてもらって、飲み方とか通訳してもらいました…JAL…ありがとう。
診察&薬購入作業で1時間半費やしたので、次のフライトまであと2時間半。早く次のターミナルへ移動しなければ。
というわけで、早速移動。てか、パリは暑いです!汗だくだよ!右耳はもやもやしてるし、時差ボケで眠いし(日本では0時くらい)、リュックは重いし、汗だくだし、最悪なコンディションでしたが、無事にターミナルに到着。セキュリティチェックも簡単に通過し(チェックの人に日本語で話しかけられたけど、こちらが反応悪くしちゃったのか、話しかけられるのやめられちゃった…のーん)し、とりあえず、時間までベンチで休憩することにしました。
と、その前に何か飲み物がほしい。汗かきすぎたし。ぷへ。みず~みず~まずはカフェに移動。evian1.5リットル = 3.5 euro = 500円…!?普通100円で買えるよ!しかも、そんなにいらないいらない。
次はペットボトル売ってる露店みたいな所へ移動。…チキンな私はとても買えませんでした。だって、話しかける位置が高いんだもの。背の低い私にとっては困難ですよ…。
次は自販機に移動。よし、水が売ってある。購入だ~~!しかし、お金の入れ方が分からない!くそー!ので、前の人のやり方を見て、見よう見まねで購入。水が出てきた!やった~~!…水、うまい~~!!炭酸水だったらどうしようかと一瞬思いましたが、普通の水でした。よかった。自販機を見ると、となりにレモン水が売っていました。うまいのかな?日本のレモン水とどう違うのだろうか。帰りに買ってみよう。
水も購入したので、1時間ぐらいボーっとしてました。疲れてたしねむいし。
周りの人を見てると、金髪の小さな女の子が目の前をとおりました。かわいい。やっぱ金髪っていいよな~~。
フライトまで残り30分前。そろそろだ…と思って、集合場所を確認すると…場所が違う!今いるとこから遠い!うぎょ!人ごみをかきわけ急いで移動。てか、ホント人多!途中でNintendo DSをやってる外人を発見。すげ~世界にも普及してるんだなあ。
フライトまで残り20分。ぎりぎり到着…と思ったら、なんだか遅れてるみたい。よかった~~~。ここからは飛行機までバスで移動するみたいです。広い空港だわ。ただ、ほんと右耳のことが気がかりで、1時間程度のフライトでしたが、飛行機に乗って薬つけてすぐ寝ました。途中、水が支給されてたみたいだけど、とても飲む気分じゃない…。
そして、飛行機は無事到着。耳の調子が少しよくなった?と思ったら、右耳(の中)から、
「み~~にょん」
という音がしました…。ひ、ひ~~。きっと、鼓膜が振動した音だろうが…こ、怖い。もうフライトはこりごりだ!帰りも同じことになったら最悪…日本帰ったら耳鼻科行こう…。
到着した空港は、シュツットガルド空港です。小さな空港です。といっても空港だから敷地は広いです。ただ、入国審査がなかったが…パスポートにもはんこ押してもらってないし。帰りにでも押してもらおう。人の流れにそって(文字はドイツ語だからわっきゃんぷ)、荷物受け取りのところまで行きました。途中、狭い道に入ったと思ったら、出口付近で犬が荷物チェックしてました。いきなりだったのでびっくり。スーツケースはすぐに出てきました。よかった。
そして、トリックシーさんが迎えにきてくれていました。
トリックシーさんはベルリン出身の女性の方です。合気道やってます。親切でとても穏やかな人。チュービンゲンで日本語学を勉強している方なので、会話は日本語。ありがたや。大学の勉強で忙しいところを車で迎えに来てくれました。スーツケースも持ってもらって、しかも、白パンとチーズとアップルジュースと水を買ってくれました。ドイツの店は20時でしまってしまうので、食べ物を買えなくなるからです。な、なんて親切なんだ。うれしや。
空港の外へ出ると、夜21時に近いというのに…とても明るい!てか暑い!冬は逆に早くから暗くなるそうです。ドイツ(ヨーロッパ)ではこれが普通なんですよね。ヨーロッパは夏の方が得な感じがするわ。
あ、車に乗せてもらうとき…やってしまいました。左側にまわってしまいましたよ…はは~。外国者は右側が助手席ですよね。右側通行だし。トリックシーさんも日本にいるときよく間違えていたみたい。
シュツットガルド空港からチュービンゲンへは車で30分くらいです。まずは、インターンシップでお世話になるヨークさんに会いに行きます。ヨークさんは日本語ぺらぺらだと聞いていたのですが、英語でメールしていてたので、会話は英語…だと思って緊張していました。しかも今日は研修先の審査か何かで人が大勢いらっしゃるようで…こちーん。
そしたら、トリックシーさんがついてきてくれました。は、はう~~!なんてありがたいんだ。
施設の管理室には人がわらわらいます。その入り口付近にヨークさんを見つけました。
は、はじめまして(英語)!ヨークさんも英語で話しかけてくれますが、なんだかぎこちなかったようで、トリックシーさんが「日本語で話しかけてあげて」(しょぼーん情けない)とドイツ語で伝えてくれて日本語に変わりました。
ヨークさん…ぺ、ぺらぺらっていうか完璧な日本語です。トリックシーさんいわく、ヨークさんのお父様(ドイツ人)はトリックシーさんの大学の有名な日本語学の先生らしく、またお母様は日本人らしいです。つまり、ドイツ語もOK、英語もOK、日本語もOKというわけです…。
研修先を後にして、アパートに向かいます。
今回の研修ではミッチェルさんとエミリーさんご夫妻にアパートを借りています。ミッチェルさんは同じ研修先で働いていらっしゃる人です。19日からご家族でアメリカへ帰国されるため、部屋を貸していただけることになったのです。うひょ~ありがたや。8月16日には帰ってこられるので、そこからはシェアすることになります。
アパートへはヨークさんに車で先導してもらって、私はトリックシーさんの車に乗って行きました。アパートの近くには駅があり、大きなスーパーもあり、研修先へ行けるバスもありでなんでもそろっています。内装、外装もかわいくてぐー!です!こんな家に一度住みたかった!
テレビや家具やら食器やらなんでも自由に使ってよいとのことなので、ほんと、至れりつくせりなのです。
ただし、鍵はオートロックなので気をつけなければなりません。合鍵はご夫妻がアメリカに持っていっているので、もし、インキーしてしまったら、JAFみたいな業者を呼ばなければならず、
200ユーロ!くらいかかるそうです。マジ気をつけねば。
そして、ヨークさんが気を利かせてくれて、明日は昼間にきてくれればよいということでした。早く時差ぼけを治してだってさ。ありがとうございます!お言葉に甘えさせていただきます。
一度お別れしたのですが、鍵の開け方が分からず、また呼び戻してしまいました…どんくさ。
寝る前に日本に携帯(ボーダフォンなので使用可能!)でメールして、今日は寝ました。疲れたとたい。